個人的に大好きだった和菓子を紹介させていただきます。
私が一番好きだった和菓子は、鈴鹿名物で有名な「小原木」です。
300年間、作り方はほぼ変わっていないという小原木は、大徳屋長久の看板商品と言っても過言ではありません。薄い小麦粉の生地の中に餡をのせ、二つに折って焼いたお菓子です。
生地のもっちりとした食感と、甘すぎない餡の調和が抜群で、つい癖になるような和菓子でした。300年も続いている和菓子というのを知って食べたらもっと美味しく感じました。
その次は、焼き菓子のkodayuです。
第27回全国菓子大博覧会にて、2175品の中から選ばれた商品でもあります。大徳屋長久で一番人気の焼き菓子ということで食べさせていただきましたが、しっとりとした皮に柔らかなミルク餡がやさしい味を出しながらも飽きない味で、何個でも食べられるような和菓子でした。中にプレーンのほうはチョコレート、抹茶のほうはナッツが入っているせいか、洋菓子の感じもでていて、お茶か牛乳どっちも合いそうな和菓子でした。
そして、最後に食べたのはItWokashiの大福!本当に独特な味の組み合わせでびっくりしましたが、竹口さんが思う世界一柔らかい飲めるほどの大福ということで、楽しみにしていた和菓子でもありました。
食べてみた結果、本当に柔らかく、中のクリームも甘くてクリームだけを食べているような感じもしました。でも餅のもちもちは残っていて、食感もすごく良かったです。
ここまで紹介したお菓子は大徳屋長久の店舗及びホームページで購入いただけますので、ご希望の方は最後のお店の情報を確認してください。
韓国にはない日本ならではのお菓子「和菓子」。
その歴史1000年以上、未だに愛されている理由が分かるような経験でした。
せっかくの日本ならではのスイーツなので、これからも韓国、中国そして世界中に広まって欲しいものです。そして、今は和菓子も現代に合わせて変化しつつあるようです。バレンタイン向けのチョコレート味の和菓子やクリスマス限定デザインの和菓子など、今まで見れなかった独特な和菓子もいっぱいあるので、その和菓子の魅力をどんどん知って欲しいです。
私にとって今回の和菓子作り体験はとても貴重な経験でした。日本の伝統お菓子である和菓子職人さんと直接話すことも、和菓子作りをすることも一人ではできなかったことなので、このように体験して、その感想を記事として共有することができて、ありがたいです。
この記事をお読みになっている皆さんも、近い知人のプレゼントや、気分直しのスイーツとして和菓子はいかかでしょうか?
大徳屋長久
江戸時代、紀州 徳川家御用達の菓子司であった竹口家。
16代と続く歴史を守りながら、新しい菓子のあり方に挑戦をしています。
飲めるほどに柔らかいDaifuku等
新ブランド『ItWokashi』
TEL:059-386-0048(水曜定休)
大徳屋長久 ホームページ
大徳屋長久の16代目竹口久嗣さんのYouTubeチャンネル